「死ぬ前に一度は行っておきたい!」 マイナス20度のアラスカ旅行でオーロラ見てきた話
こんにちは、ショウゴです。
実は、二年前に留学中、アラスカまでオーロラを見にいってきたんですが、その時の体験が最高すぎたのでシェアしたいと思います。オーロラが心をうつほど綺麗だったのはもちろんなんですが、なんと犬ぞりやアイスフィッシングまで体験できました。(ドヤ)
ぜひほかの人にも行ってほしい!ということで、オーロラをみるため、写真を撮るために必要だった準備から、実際にどんな感じでアクティビティが楽しめたのかご紹介したいと思います!
目次
1.準備・買っていったものたち
2.行くべき時期・行き方
3.宿泊場所
4.オーロラ
5.アクティビティ
6.掛かった費用
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1.準備・買っていったものたち
じゃーん!ということで、この写真が僕のアラスカに着ていった装備。
マイナス20度の世界ということで、南極探検隊みたいなごつい格好を想像していた人もいたかと思いますが、意外とふつうですね。特に買っていったのは、被っている帽子($30)くらい。
中にきているものも意外とシンプルで、
・日本から持ってきたヒートテック
・フリース
・ノースフェースのジャケット
・マフラー
・タイツ、
くらいですね。
実は、基本的に室内で生活するためそんなにすごい装備を用意する必要がないんです。しかも、だいたいのロッジではオーロラ鑑賞やアクティビティをする際に長時間外に出る人向けの防寒具も貸してくれます。だから、スキー場に行くくらいの感覚できても問題ないかな。 アイスフィッシングの際には友達が持ってきてくれていた貼るホッカイロがかなり役にたちましたが。
むしろ、かなりお金がかかってしまうのが、オーロラを撮影するための機材で
・一眼レフ(シャッタースピードをかなり遅くできるもの)
・脚立(長時間固定して撮影するため)
・カメラの防寒ケース(これがないと室内に入った際にカメラ内に水滴がついてカメラが壊れる)
が必要です。それぞれいいもの揃えたらなかなか値段がいってしまいますね。
自分は、ミラーレスを持ってたので撮ってみましたが全然だめだったので、友だちのカメラで撮影しましたw
2.行くべき時期・行き方
▼12時にようやく日が昇り、夕方5時には日が落ちる12月のアラスカ・フェアバンクス
ずばり、行くべき時期は9月から2月までです!
オーロラを鑑賞するのに一番大切なのは、空が暗いこと。だから春や夏のシーズンは空が明るすぎてオーロラをみることはできません。3月をすぎると徐々に空が明るくなってしまい、きれいなオーロラが見れなくなってしまいます。
9月から10月は、夜もゼロ度程度と日本でも体感する気候なので、外でオーロラを鑑賞していてもそこまでつらくはなく、オーロラ鑑賞のベストシーズンだとも言われます。自分の行った12月は最低気温がマイナス25度くらいだったので、長時間外にいることはかなり厳しかったです。
▼フェアバンクスまでの行き方
自分は当時留学していたので、
・シアトル⇒アンカーレッジまで飛行機
・アンカーレッジ⇒フェアバンクスまで車で移動
・フェアバンクス内のロッジに宿泊
という往復をしましたが、日本にいる皆さんは直接フェアバンクスに向かって下さい(笑)
※アンカーレッジはフェアバンクスから車で10時間くらい南にある場所です。友人が「雪国運転するの楽しいんじゃねw」という理由で立ち寄ったので、行かなくていいですw 途中で車がエンストして死ぬかと思いましたww
ですから、日本からアラスカに行く場合は
羽田 / 成田
⇒ シアトルでトランジット(フェアバンクスへの直行便がないため)
⇒ フェアバンクス着。空港で車をレンタルする。
というルートになるかと思います。
格安航空券を探すならおなじみエクスペディアやスカイスキャナーでどうぞ!(旅慣れていない人はぜひ覚えておいてください)
▼レンタカー
空港には、いくつかのレンタカー会社が併設されていて外に出ることなく車をレンタルすることができます。Hertzやdollar などが有名ですが、どこで予約しても対して値段は変わらないかと思います。(値段も日本で借りるのとさほど差はありません)
また、アラスカで借りる場合はすべてスノータイアが標準装備ですので安心してください。
なお、アメリカで運転するには国際免許証(日本の免許証があれば発行可)が必要です。日本を出発する前に近くの免許試験場に行って発行してもらいましょう。
3.宿泊場所
▼宿泊したシャンダラーランチ。辺り一面銀景色。
防寒対策もオーロラの撮影準備もばっちりして出発したら早速宿泊場所に向かいます。僕たちが利用したのはこちらのシャンダラーランチ。
フェアバンクス国際空港から東に40分くらい車で行ったところにあります。
▼宿を選ぶポイント
自分たちは宿を選ぶ際にいくつかポイントにした点がありまして、
1.宿からそのままオーロラが見れるか
フェアバンクスのダウンタウンにはいくつかのホテルやロッジがありますが、明るすぎてオーロラをみるためには少し遠くまで車で移動する必要があります。それらを避けるためにも、今回は周りに何もないこの場所を選びました。
2.安いか?
値段は学生の貧乏旅行で最も大事なチェックポイントですね(笑) アラスカのロッジはめちゃくちゃ高いです。いい場所にあるホテルだと$200/night くらいは平気でいってしまいます。しかし、このロッジは離れにあるせいか、一人一泊 $80/night くらいだったと思います。
3.宿でアクティビティを提供しているか?
率直にいって、アラスカでは昼間にやることがありません笑 そうすると、オーロラをみるまでは寝てるか飲んでるか、雪合戦するかみたいな話になってしまうんです。 そこで、昼間の暇な時間に遊べるアクティビティを提供しているかは大事なポイントでした。
4.自炊できるか?
ホテルなどに泊まった場合一番怖かったのがこの点です。お金がないので毎回自炊してコストを安く抑えておきたかったので、キッチンの広いロッジであるということはマストでした。ちなみに、空港とシャンダラーランチの中間地点に超巨大大型スーパー・ウォルマートがありますので、ぜひ買いだめしておきましょう。
水道水からは若干鉄のにおいがしましたが笑、総じてこれらのポイントを満たしていたこのロッジはとてもよかったと思います。
▼夜はネイティブアメリカン(先住民)のおじさんがショーをみせてくれました。
4.オーロラ
▼友人のカメラで撮影したオーロラ
「うひょおおおおおお!!!!まじで空に緑色の光が出てる~!!!!!!ぴょげー!!!」
って感じでついにオーロラをこの肉眼でみることができました!行ったみんな超興奮!!!!こればかりは言葉で表現できないので、実際に行ってみてください。
ただ、これを見るまでに実は3日くらい待ってます(笑) オーロラってただいけば毎晩見れるってものではないんですね。
オーロラにもレベルというものが、ありまして1~5で区別されています。ブログのトップで使わせて頂いた画像が4か5。僕たちが見たオーロラが3程度だと思われます。3以上になると肉眼でもしっかりと確認できるレベルとなります。フェアバンクスはオーロラが見れるスポットの中でもこのレベル5が確認されている割合が高いので、これが目的でいったのですが今回はだめでした。またいつかリベンジしたいです。
3日以上の宿泊でレベル3以上のオーロラが見れる確率は90%以上とも言われていますので、みなさんも行かれる際はぜひ3泊以上を最低でもしていってください!
また、便利なオーロラ予報なんてものもありますので、こちらもどうぞ。
5.アクティビティ
▼人生初の犬ぞり体験
ここの宿で提供していたアクティビティは、犬ぞりとアイスフィッシングの二種類でしたので自分たちは暇を持て余してどちらも参加してみました!
▼犬ぞり
大型のセダンで少し連れられていくと、こんなかわいいワンちゃんが迎えてくれました! さすが、人を引っ張れるだけあってとても大きいですね。
3~5分程度のコースを一周するだけでしたが、ほんとに大興奮!林の中を木にぶつかりそうなスレスレを通っていきます。 こんなにデブな身体の大きい自分でもかなりのスピードが出ていて迫力がありました。うん、改めてやっておいてよかった!
▼アイスフィッシング
こちらも人生初体験のアイスフィッシング。氷の上に大きなドリルのようなもので穴をあけていき、そこに釣糸をたらします。
△こんな感じ。ちょっとシュール。笑
ずっと外に出ているとほんとに体が凍ってしまいそうなので、こんな感じの小屋の中で釣ることもできます。お昼はこの中で温かいカップ麺を食べました。
釣れた魚は氷の上においておくとすぐに自然冷凍されます(笑)
しかも、この魚は夕食でさばいてだしてくれますので最高です!産地直送!(何の魚かは忘れました)これもやったことない人にはおススメしたいです。
6.費用
さーて気になる旅の総費用ですが、なんとトータルで10万円程度ですww
内訳は
宿代:$80×4泊 = $320
飛行機代(往復):$260
レンタカー代(8人でシェア):$200
アイスフィッシング:$150
犬ぞり: $200
合計: $1130
でだいたい11万円程度ですね!(当時のレートは$100くらいでしたが)
思ったよりも全然安いのではないのでしょうか!?
ちなみに、日本からフェアバンクスでのクルマの往復のフライトでも$730程度でありますので$1600程度。20万円程度でいくことができますね!!!
以上、アラスカまでオーロラをみてきた体験記でしたがいかがでしたか? 今まで10か国以上・アメリカ国内でも6都市以上回ってきましたが、その中でも3本の指に入る旅行でした。
卒業旅行や、長期休暇が取れた際の選択肢のひとつとして考えてみて下さい!
ショウゴ