Shogo Ishizuka Official Blog

エリート社畜ショウゴのブログです

よくある留学トラブル!? アメリカでシェアハウスを燃やしてしまった時の話

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■アメリカでシェアハウスを燃やしてしまった時の話

 

それは、ある日の夕方のことでした。

留学にきてから3カ月も過ぎ、だいぶ現地に馴染んできたころで、いつものように近くのスーパーに買い物に向かい、晩御飯を何にしようか迷っていました。

「うーん、そろそろ日本で食べてたものが懐かしいし、唐揚げでも作ってみるかな♪」

そう気軽に思い、鶏肉、油、片栗粉を手にし、シェアハウスに着くなり早速調理を開始。

「まずは鶏肉を一口大に切って~、調味料をしみ込ませるっと。」

 

・・・30分後

「片栗粉をまぶして、油で揚げる!うし、お肉を鍋に投入!!!」

・・・そして非劇は起こったのです。

 

「ボワッ!!!!」

突然、油を入れていた鍋に火がつきます。真っ黒な煙が部屋中に充満し、俺はパニック状態に。そしてそれに追い打ちをかけるかのように

「ウィーンウィーンウィーン!」

火災報知器が鳴り響く。涙目でパニクる俺。とりあえず、火を消そうと水を入れます。「これで消えるだろ!いけ!」

 

「バンッ!!!」

顔面すれすれに巻き上がる火柱。さらにパニクる俺。

 

「ウィーンウィーンウィーン!」

 

もうわけもわからず、鍋の油をシンクに流し込みます。

「シュ~~~~~。」

やっと消えて涙目ながら安堵します。。。

 

「ウィーンウィーンウィーン!」

とりあえず家の窓を全開にし、煙をすべて追い出します。何か燃えてしまったかどうか確認していたら、、、これですよ。

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もう、天井も壁も家中ススで真っ黒! 「やっちまったな~」と思ってぼーっとしていると家にいたルームメートのCJが下りてきました。

 

CJ”Hey, Shogo. What happened? What the hell is this... are you okay?"

(しょーご、どうしたんだ?なんだこれは。大丈夫?)

Me "Im okay, I was just cooking and suddenly the pan got a fire..." 

(大丈夫。ただ料理してたら、鍋に急に火がついて。。。)

 

「ウィーンウィーンウィーン!」

 

 

とりあえずたどたどしい英語で状況を説明していると、大家にばれる前に直そうということで業者を呼んでみました。

 

感じの悪いおばちゃん「うーん、50万ってとこね!あなたやらかしわね~」

俺&CJ「高すぎる!ありえない」

おばちゃん「あら、それくらいするのよ?とりあえず大家さんに連絡するわね」

俺「他の業者を呼ぶからいらないし、余計なことはしないでかえってくれ!」

 

「さっきの業者絶対悪徳だったよな~」と二人で話ながら他の業者を探していると、なんと中国人で大家のHeatherが大慌てで駆け込んできました。どうやらさっきのおばさんが余計なことを知れくれた模様。

 

「どうしたの!!?何が起きたか説明しなさい!!!!」

「ウィーンウィーンウィーン!」

 

 というので、説明すると、Heatherの旦那さんがやってきました。何やらやたら怒っていますが、英語が下手すぎて誰も何を言っているかわかりません。

 

旦那さん「◎△$♪×¥●&%#?!

Heather「100万円弁償しろって言ってるわ・・・」

俺「え?え?」(また涙目になるおれ)

Heather 「修繕費でそれくらいかかりそうだからしょうがないわねえ」

俺「は?」

CJ「待ってくれ!これは俺たちで直せるものだ!おれの親父は大工だし、ハウスクリーナーのバイトをやって知り合いもいる!全部自分たちで修復するから待っててくれ!」

Heather「で、でも。。。」

CJ「元通りにするんだから問題ないだろ!!」

 

Heatherも長年アメリカに住んではいますが、そこまで英語がうまくないのでCJの弁論に押し負け、結局自分たちで修理することに。実はCJの言ってたことは全部でまかせだったらしいんですが、何よりも会って一カ月そこらの自分にここまで優しくしてくれることに胸が熱くなりました。大家に火災報知機を止めてもらい、やっと落ち着きます。

 

とりあえず疲れたから、あしたまた業者を探そうということでお互い部屋に戻り、僕はまたわけもわからず、当時つきあっていたアメリカ人の彼女に電話。

 

俺「Nitya~、おれ家燃やしちゃったよ~。どうしよう。。。(涙声)」

Nitya「は?何いってんの?」

俺「かくかくしかじか」

Nitya「とりあえず保険会社に電話しなよ!それから交渉ごとは強くいって負けちゃだめだよ!」

 

ここで初めて保険がきくんだ!ということに頭が行きました。留学に行く際には⒈年間で10万円ほどの保険に入るのですが、ここに何かを破壊したときの保険も入っていたのです!!

 

翌日、他の業者に電話をすると10万円程度ですべてが修復可能とのことだったのでその業者に依頼。保険も全額降りるとのことでした。その後、何度か大家や業者とバトルことがありましたが、なんとか家の修復が完了しました。 このとき助けてくれた、ルームメイトたちにはほんと感謝してます。これ以降めちゃくちゃ仲良くなりました。笑

 

ということで、

1.留学保険には絶対入ろう!

2.問題ごとを起こして助けてもらうと結局仲良くなれる!

3.保険は大事だよ~~

 

というレッスンでした。 みんなも気を付けてね~。

 

 

 

P.S. 今でも揚げ物は作りたくないし、火災報知機の音はトラウマです。

 

ショウゴ

 

■ちょっとだけ留学アルバム集

▼シェアハウスをする前にすんでいたホームステイで出された飯。ゲロのよう。

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▼引っ越して最初に作ったサーモンとアボカドのクリームパスタ。

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3か月ホームステイしていたので、ひさびさのまともな飯に泣いた。

これから自炊することに浮かれはじめ、悲劇を招く。

 

▼一番助けてくれたCJ

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▼パーティヤローのChristian

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話には出てきてないけど、燃えちゃったところを隠すための道具買いに車を出してくれるなどいいやつだった。

 

イジョ!